2017年5月の最新アップデートはクラン対戦導入時以来の超大型のアップデートとなっております。
アップデート実施前から様々な憶測が飛び交いましたが、まさかこのようなゲームのシステムそのものの大幅な変更になってくるとは驚きです。
取りあえず今回のアップデート情報をざっくりとまとめると以下のようになります。
①全レベルにおいてクローンの呪文の能力が上昇
②クローンの呪文レベル3の解禁(TH10)レベル5の解禁(TH11)
③フリーズの呪文レベル6の解禁(TH11)
④ヒールの呪文レベル7の解禁(TH10)
⑤7つ目の金山とエリクサーポンプの解禁(TH9)
⑥全レベル小型爆弾のダメージ量の増加
⑦エアバルーンの初撃ダメージの減少・攻撃速度の上昇
⑧クローン・フリーズ・ヒールのアップグレードコストと工事/期間が低減
⑨大工の拠点・夜の村の導入
今回も全般的にはTH10・TH11を中心に考慮されたアップデートとなっております。
しかし、9番目の大工の拠点の導入、これはもう全クラクラユーザーにとって計り知れないほどの大きなアップデート内容となっております。
ではでは、取りあえず今回も現時点で解っている情報をもとにチェックしていきましょう。
クローンの呪文は、新しく発表された当初こそ多少話題にはなったものの実際に有効的に活用されることがほとんどない呪文のひとつであったことは間違いないでしょう。
と言うのも、クローンの呪文の能力自体は強力である事は誰もが理解しているかと思います。
しかし、呪文4枠というかなり重い呪文である為、現段階では4枠消費してまで活用するメリットが見つけにくいというのが現状であるためです。
せっかくの新しい呪文ですから何とかして呪文4枠使用してでも使いたい!4枠消費するだけのメリットを見出したい!
そんな思いを込めて多くのクラクラユーザーが活用方法を模索したはずです。
しかし、ざっくり言えばごく限られた条件下以外では他の呪文を活用した方がメリットが大きいという認識に収まっていたのが現状です。
今回のアップデートによってクローンの呪文の能力アップ、具体的にはコピーできるユニット上限枠の上昇により新たにクローンの呪文が脚光を浴び、今後は全壊戦術の必須呪文として有効活用されるようになってくる可能性が出てきました。
今後の動向が注目ですね。
クローンの呪文レベル3がTH10で解禁されたことによって、ラヴァハウンドやゴーレムといった重量級ユニットのコピーもTH10で可能となった為、戦術の幅が広がってくる可能性があります。
またクローンの呪文レベル5では40枠のコピーが可能となります。
真っ先に思いつくのはエアバルーン8体のコピーですかねぇ。
呪文を使用する場所によってはこれはとんでもない事になりそうな気もします。
4枠使用するまでの価値を見出せるかはまだ解りませんが、これからの動向にやはり注目ですね。
フリーズの呪文はTH10で一気にレベル5まで上げる事が可能であるため、TH11との差別化が出来ていませんでした。
その為、今回のアップデートで差別化が一応図れるようになったと思います。
フリーズの呪文はTH10以降ではかなり重宝される呪文でもあるため、今回のアップデートがTH11の全壊にどのように影響してくるのかを見守っていきたいです。
ヒールの呪文は使い方によっては本当に強力な呪文です。
ヒーラーなどもそうですが、回復系のユニットや呪文はゲームを作成する側の立場になれば、能力を上げるのは慎重にならざる終えない対象なのかなぁとずっと思っています。
話はそれちゃいましたが、そんなヒールの呪文レベル7がTH10から解禁されます。
今までは7つ目の金山とエリクサーポンプはTH10から解禁されていました。
それがTH9からになります。
TH9にあまり注目がいっていない為、話題作り程度にはなるかな?(笑)
スーパーセルの公式ブログでは「この非常に重要な変更によって1発の爆弾で同レベルのウォールブレイカーを1体撃破できるようになります」と発表しております。
同レベルのウォールブレイカーを破壊できるというのは解りやすくて良いですね。
また、この非常に重要な変更と言う表記からも解る通り、かなりクラクラと言うゲームに大きな影響をもたらす事がベータ版で実証されているような気もします。
ウォールブレイカーを仕留めるための子爆弾は壁から3マス!などの基本的な設置場所の確認が改めて重要になってくるでしょう。
こちらは特に注目して観察しておきたいアップデート項目です。
今回のエアバルーンのアプデでは攻撃速度は速くなりますがDPSの変化はありません。
具体的に言えば今までのバルーンの強力な一撃を小まめに分散し攻撃を加えるようになるイメージです。
これは昨年の12月にドラゴンとペッカに行われたアップデートと同じです。
感覚的には一発目投下後4秒程度で次の爆弾を落としていたものが3秒程度になっている感覚でした。
但し、この分散によって初撃のダメージが明らかに減少している為、今後のバルーンの個数の計算は改めて慣れていく必要があります。
今までは一撃と落下ダメージで破壊出来ていたレベル10のアーチャータワーが破壊できなくなっていたり、同じイメージで行くと痛い目に会いそうです。
と言っても、バルーンの天敵であるウィザードタワーと対峙するには、今回のアプデは有利な変更になっているのでメリットも大きいです。
ウィザードタワーはヒットポイントが高くもともと一撃では沈められなかった訳ですから2撃目が素早くなりと言うのは空軍部隊にとってメリットとなるはずです。
また、攻撃回数の増加に伴ってラヴァバル戦術の場合、バルーン多めの編成が多くなってくると予想されます。
これはダメージ減少というデメリットよりも初撃の高速化、仮に取りこぼしても2撃目が速くなるという今回のアプデを考慮すると、ダメージ減少分をレイジで補い、レイジオンリーのごりごりラヴァバルでいけてしまうケースが増えてくるのが想定されるためです。
バルーンは初撃後に煙草を一服しているうちに落とされる!このオチがあってこそのユニットです。
空軍の難易度はそれこそ、この一服タイムを考慮すればこそ高くなっていたと思います。
まぁしかし使ってみないことにはなんやら解りません。
バルーンは今や大人気ユニットなので使い込んで慣れていきましょう。^^
コストダウンはやはりありがたいですね。
呪文の工期低減はラボ1個しかないクラクラにとっては本当に嬉しい!
TH10なんかになるとフリーズの呪文あたりはいきなりレベル5まで解禁されるためラボを占領しがちです。
これはやはりありがたやー(笑)
2017年5月のアップデートの目玉はやはりここです。
誰もが期待に胸を膨らませた壊れた船。この船を修理して新たな大陸へ…
たどり着いた村は夜、蛍がちらほらといる懐かしいような廃墟のような(笑)
そんな廃墟のような小さな村に暮らしている「マスター大工」との出会いから新しい生活が始まります。
そして懐かしや~、クラクラをインストールしたばかりの時と同じチュートリアルが始まり、この夜の村でのルールを少しずつ把握していく事になります。
とてもシンプルに設計されたこちらの世界。ここではユーザー同士が1対1で戦うバーサス戦が行われます。
この辺はスパセルさんがクラロワの成功で味を占めた手法というか戦闘スタイル。
多くのユーザーを獲得できていなければ、このタイマンシステムは機能しません。
もしもユーザーが日本人だけであったならば深夜には対戦のマッチングがほとんど決まらない。
そんな事も想定されますが世界中に多くのユーザーを獲得しているクラクラであれば問題ないと踏み出したという事でしょうか?
しかし何と言うか…
何か少し物足りないような、しかしクラクラというゲームと言う観点ではユニットの性能を駆使して戦う原点はそのままです。
ユニットも自動生成されるし、数も少ないし、最初はつまらん!と思ったけど…
割と好きかもです(笑)
今回のアプデは過去最大のアップデートと言われておりますが、アプデと言うよりもどちらかと言うと新しいゲームがもう一個追加されたような感じがしました。
今までの単純なユニットの追加や調整といったアップデートではやはりユーザー離れは避けられなかったかと思います。
また、今回の大工の拠点の導入は今後の新たな展開における一歩目の足固め的な位置にあると思います。
まぁ、発売開始からこれだけの年数が経ってるゲームにこれだけ力を注いでいるスーパーセルさんは凄いですね。